事前説明の必要性
カリエス処置後の知覚過敏症状
クレームになってしまう可能性がありますよね
ここで、トラブル防止の方法として
1番有効になってくるのが
【事前説明】になってきます
事前説明と事後説明ではどんな違いがあるのでしょうか?
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右下6番In2次カリエスのC処置
神経ギリギリでしたが、
露髄しなかったので形成印象を行いました
急患がいて忙しかったので、
特に説明をせずに衛生士さんに仮封を頼んで終わりました
・・・・次の日、
患者さんからの怒りの電話
『どうなっているんだ!!
虫歯を取ったはずなのにどうしてしみるんだ!!
虫歯を取り残してるんじゃないんだろうな!!』
激しい剣幕で怒っているのが想像できるほどの
クレーム電話
受付さんが電話対応していたが、
対処することができなかったため
院長先生にバトンタッチ
診療の合間の忙しい中での
クレーム対応
とてもストレスですし、
患者さんを待たせることになってしまいます
では、どうすればいいのでしょうか
そう、【事前説明】を行うとトラブル回避ができます
神経ギリギリのカリエス処置
形成印象を行った後に仮封した後に
しっかりと説明を行うのです
ただ、急患で忙しい時もあると思うので、
そういった場合には
【スタッフさんに説明】してもらえれば院長先生の時間を取らせなくても良いですよね
「虫歯治療お疲れ様でした。
かなり深い虫歯でしたので、治療後に痛みが出る場合があります。
一時的なものであれば問題はないのですが、
稀なケースで痛みが激しく出てしまうケースがあります。
そういった時には我慢せずに連絡いただければと思います。
お疲れ様でした。」
治療後の症状の説明はアシスタントのスタッフさんに任せても
時間効率に関係ではとても有効かと思います
もちろん、院長先生が手短に話をして
その間に待っている急患の患者さんにスタッフさんに問診をとってもらうのも
1つの手段だと思います
できる限り院長先生の時間を取らせないところは
スタッフさんに任せてしまっても良いかなと思います