リーダーシップの資質とは
院長として、経営者として
クリニックで働いているスタッフさんたちに期待する部分はたくさんあると思います
・患者さんへの笑顔で愛想の良い受付対応
医院、治療の状況と患者さんの都合をうまく組み合わせて
最適な予約状況を作り上げること
・石膏に気泡が入らないように
一個一個丁寧に印象についで、適合の良い補綴物を作成すること
・P処置を衛生士さんに任せ、
口腔内の健康を守っていくこと
そういった、
当たり前のことをきっちりと行なっていくことが
とても重要になってきます
しかし、こうした期待とは真逆のことが
医院では起きてしまいます
・診療予約時間を1時間、間違えてとってしまった
・石膏に気泡を入れてしまった
・SC後に知覚過敏症状が出てしまいった
もちろん、そういったことがないように
日々チェックしながら仕組みづくりをしていく必要があります
しかし
どれだけ綿密な仕組みづくりをしたとしても
我々が人間である限り、失敗を0にすることはできません
ですので、
医院で取り組みを行う物事すべてを
【失敗を前提に】考える必要があります
そして、
【その失敗を受け入れて】対応することが重要になってきます
・診療予約時間を1時間、間違えてとってしまい
患者さんを待たせることになってしまった
⇨ 出来るだけ待たせないように
急いで治療を行って対応した
・石膏に気泡を入れてしまい、
患者さんに再印象をお願いすることになった
⇨ 患者さんにしっかりと謝罪を行い
真摯に対応した
・SC後に知覚過敏症状が出てしまい、
患者さんに謝りにいくことになった
⇨ 患者さんにしっかりと謝罪を行い
知覚過敏処置を施した
うまくいくことを前提に物事を考えてしまうと、
日々の診療で多くのストレスを抱えることになってしまいます
そういったことも起きるものだと考えておけば、
問題が起きた時に感情を大きく動かされずに済みます
・予約時間を間違えてしまうことがあるかもしれない
・石膏に気泡が入ってしまうかもしれない
・治療後に症状が出てしまうかもしれない
咄嗟の判断が求められる時に、
感情的に動いてしまうと求心力は下がってしまいますし、
何よりも、トラブル対応を丁寧に行うことができません
問題が起こることを想定して、
起きた時にどう対応するべきなのかを
考えておくと良いと思います