(日誌)ゴミの分別について
今日のミーティングの議題は『捨てる』こと
ゴミを捨てるのではなく、
【いらない作業・考え方】を捨てることを話し合いました
今の時代、
何かあれば足してばかりいます
・治療のクオリティーを上げるため
拡大鏡を導入しよう
・今どきの歯科医院にはCTが必須だ
・根治にもこだわらないといけない
マイクロを入れよう
・接遇が大事だから、セミナーに行かせよう
・コロナ対策でクレンリネスを強化しないと
常に足してばっかりいます
すると、やることばかりが多くなって
ストレス・疲労は溜まりますし
それぞれのクオリティーも下がっていきます
ですので、足したのであれば【捨てる】必要があるのです
その旨を伝えてミーティングを行っていると、
「滅菌パックをプラと可燃の2つに、それぞれ分けて捨てるのが面倒」
という話が出ました
滅菌パックのプラスチック部分をわざわざ剥がしていましるのですが、
1つの作業時間として大したことはないのかもしれませんが、
『チリも積もれば』ですので、
1日、1週間、1ヶ月、1年と長い目で見ていくと
プラスチックを剥がす作業にどれだけかけているの、って話です
1つ剥がして捨てるのに2秒だとすると、
1日100人来る医院ですと
1日200秒
1週間1400秒
1ヶ月6000秒
1年72000秒 = 1200分 = 20時間
1年間に20時間も滅菌パックを剥がしているのです
時給1200円だとすると、
24000円も滅菌パックを剥がすのにコストをかけているのです
明らかに無駄ですよね
しかも、狭い消毒室に
滅菌パック専用のゴミ箱をわざわざ作っていたので
スペースも狭くなっていました
これは、改善すべきだと思い
ゴミ回収業者の方に聞いてみました
「この滅菌パックというものなのですが、可燃とプラで分けた方がいいですか?」
『可燃でいいですよ』
はい、その一言で分別せずに済みました
たった1言、1つの行動で
余計な作業を【捨てる】ことができるのです
24000円もの無駄な作業を捨てることができたのです
そういった【捨てる】ものは
医院にたくさんあると思います
ただ、日常になり過ぎているので
なかなか見えないんですね
見える様になるためには、
常に医院をよくしようと思う目線が重要になってきます
ぜひ、無駄な【捨てる】べきものを
探してみてください