(日誌)今日は何をやっているのだろう?
今日は、新人スタッフさんに
・インプラントのアバット印象
・インプラントの最終補綴の印象
など、インプラント系の処置が多かったので
インプラントについての流れの話をしました
インプラントというと、
器具もたくさんありますし
保険の治療と違ってシリコン印象など
より複雑な治療工程になるので
話していくと頭の中がこんがらがっていきます
ですので、新人さんには
ザッとしたインプラントの流れを伝えていきます
①1次オペ
↓
↓上顎:4〜6ヶ月、下顎:2〜3ヶ月
↓
②2次オペ
↓
③アバット(土台)型取り
↓
④アバット(土台)+テック(仮歯)
↓
⑤最終的な被せ物の型取り
↓
⑥セット
こういった流れを伝えますが、
大事なのは<なんとなくわかってもらう>ということです
正直、自分は教えたことを7割ぐらい忘れていても大丈夫な感覚で教えていきます
いきなり全て覚えろ、と言ってもとても難しいです
もし、試験であれば頑張って一夜漬けで覚えればいいのですが、
実践となる臨床の場では
頭で理解しているだけではなかなか動けないのです
頭だけでなく、体でも覚えていくためには
日々体験を通しながら学んでいく必要があるのです
どうしても教えていると教えたことを全部覚えていてほしいですし、
忘れていると「せっかく教えたのになんでなんだよ・・・」となってしまいます
何度教えても覚えられないこともあります
その度にイライラしてしまうと、
教えている自分の気持ちが折れてしまいます
ですので、教える時には一気にでもちょっとずつでも良いのですが
理解は一気には進まないです
しかも、1歩進んで2歩下がることもあります
それでもいいと思いながら教えて方が
楽な気持ちで教えられます
最初のステップは、
ザッと流れがわかることによってアシストに入った際に
今、私はどの処置をアシストしているのだという
ところから始めないといけません
そして、その経験が積み重なって点となり
その点と点同士がつながり始めて線になり
そして、スキルとなって、
最終的には何も言わなくても先生の処置をしっかりとアシストできるようになっていきます
ですので、いきなり結果を期待せずに
一歩ずつ進んでいく感覚を持っていきましょう