「理想のスタッフ像がわかったけど、

「理想のスタッフ像がわかったけど、

 項目が多すぎて、こんなので大丈夫なの?」

女性が男性に求める結婚相手の条件に、

 ・年収1000万円以上

 ・身長180cm以上

 ・料理ができる

 ・掃除が好き

 ・アウトドア、海外旅行が好き

 ・優しい           

とあげているのをみたことがありますが、

実現できる可能性はどうでしょうか????

「理想のスタッフ像」

  ・愛想が良い

  ・努力家、勉強熱心

  ・礼儀作法もしっかりとしている

  ・言うことを素直に聞いてくれる

  ・自主的に行動できる

  ・常に協力的である

  ・病院のことを1番に考えてくれる

  ・明るい

この条件に当てはまる人は

正直なかなかいないと思います。

100人に1人いるかどうか、ですね

この条件で募集をかけたとしても、

なかなか面接すら決まりません。

ですので、

理想のスタッフに近い人物が応募してくれて

自院に合わないヒトが応募しないようにするポイントを

2つお伝えしていきます。

①優先順位をつける

自分の理想とするスタッフの条件に

順位をつけていきましょう

  1位 勉強熱心

  2位 愛想が良い

  3位 礼儀作法がしっかりしている

「勉強熱心」未来のスタッフさんが広告を見た時に

この医院で働いてみたいと思う求人内容にすればいいのです 

例えば、

『当院では毎月、医院内での勉強会があります。

 また、外部セミナーへの参加や

 様々な資格習得を応援しています。』

勉強会が面倒くさい、

努力せずにただ働いてお金をもらいたい人は

応募をしづらいです

②反応を見る

「勉強熱心」で求人をかけて10人の応募が出たとしたら、

「勉強熱心 愛想が良い」で求人をかけると3人の応募が

「勉強熱心 愛想が良い 礼儀作法」で求人をかけたら0人だった。

「勉強熱心」で求人だと面接人数が多くて選定が大変です。

逆に、

「勉強熱心 努力家 礼儀作法」だと面接に来てくれません。

「勉強熱心 努力家」で求人をかけた方が、

良い人材が適数人数面接に来てくれます。

つまり、実際に求人を出して反応を見ると

どこまで条件を出せばいいのかが分かるのです 

医院の地域性、時代背景、景気によって

条件の出し方が変わってきます。

給料ではなく、定時に帰ることを重視する

ワークライフバランス重視な社会情勢なのであれば、

条件はゆるくする必要があります。

医院の優先度1位の「勉強熱心」では募集0人の可能性もあるのです。

優先度8位の「明るい」でやっと募集1人だったりします

逆に、

不況で、就職が難しく

とにかく生活の確保のために働きたい社会情勢なのであれば、

条件はキツくしても募集はきます。

つまり、

求人の状況・社会状況をしっかりと把握してから

募集条件を考えていく必要があります。

そして、

実際に求人を出して反応を見て、

募集条件を変えていくことが重要です。

ただ、

自分1人でこの作業を行うのはかなり大変です。

文章を書くのが難しいですし、

反応を見るのが面倒です。

もちろん、

求人業者に作ってもらうのもありなのですが、

そうすると求人の度にお金をかけないといけないので

支払い続けるお金がもったいないです。

また、

手っ取り早く大人数の募集人数を集めて

面接で絞っていくという方法もあります。

ただ、これは

 ・面接に時間が取られる

 ・面接もスキルが必要とされるので、

  スキルがないと問題のあるスタッフを雇うことになる

といったデメリットもあります。

これはこれで面倒かなとも思います。

まず求人である程度人材を絞り込んでから面接の方が

後が楽だと思います。

次回は、

『募集要項の注意事項』をお伝えしていきますね

PAGE TOP