(日誌)鍼灸院に行って得たもの

(日誌)鍼灸院に行って得たもの


最近、仕事が忙しく
診療が終わって帰宅してから夜中の2時まで作業をしていることが多くなり、
休みが全くない状況が続いていました


もともと肩こりを持っているのですが、
今回の痛みはかなりひどく
首〜背中にかけて広範囲に広がっていました


このままだと良くないと思い、
鍼灸をお願いするために近くの鍼灸院を調べました


何件もある中、1つHPがしっかりとしている鍼灸院を発見


開院してから18年も経過している老舗にもかかわらず、
HPもしっかりと更新している


とても勉強熱心な先生だと思い、行ってみることにしました


まず予約を取るためにHPから会員登録から

ちょっと面倒ですが、
名前・住所・電話番号を登録して、会員登録を済ませてから
時間を指定して予約






到着してみると、老舗とは感じさせない綺麗な医院の造り

早速中に入ってみると、受付の方が笑顔で挨拶


座席に誘導されて座っていると問診票が

ここですごいポイントが2つ



1つめ

膝にクッションを置いてくれて、
その上でボードについている問診票を置いてくれました

座席で問診票を書くのはボードを持ちながらか、
かがみながら書くしかありません

できるだけ患者さんの負担がないように、という
すごく良い心遣いです

こんなサービスは初めてでしたので
感動しました



そして、2つめ

問診票に私の名前・住所・電話番号が既に書かれていました

「会員登録の際のお名前・住所・電話番号になります。
 もし、訂正箇所がありましたら
 書き直しをお願いいたします」

患者さんに書く手間を省かせるために
すごい工夫だと思いました



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こういった感動体験は世の中にたくさんあります


・高級焼肉店で生ビールを頼んだら、
 ジョッキまでしっかりと冷凍庫で冷やしていた

・おしゃれなホテルにチェックインしたら、
 ご当地特産のウェルカムドリンクが出た


こういった感動体験を感動しただけで終わらせてはもったいないです


今回の鍼灸院でも多く勉強になることがありました


①問診票を書きやすいようにクッションを渡す

②問診票をかけるところまで書いておく



そして、こういったサービスを【自分のクリニックでも導入できるか】考えていくのです


①問診票を書きやすいようにクッションを渡す


ⅰ>>
コロナ禍なのでクッションを嫌がる人がいるかもしれない

クッションを初診の方、3年以上あいた再初診の方に限定して
洗濯済という付箋をつけて・説明してから渡す


ⅱ>>
クッションだと洗うの大変なので、
立て付け式のボードを購入して、
患者さんに合わせて目の前で高さを調節して
問診票を書きやすいようにする



②問診票をかけるところまで書いておく

ⅰ>>
手書きで書いておく

ⅱ>>
手書きだと受付さんの負担が増えていくので、
パソコンでひな型を用意しておき、
ネット予約が入ったらコピーして印刷しておく


こういったアイディアが浮かんできます


医院のブランド化の1つ【差別化】をするために
こういったアイディアを医院に落とし込んでいくと
医院のレベルがアップしていきます

ただ、様々なことを導入するためには
スタッフさんの力が必要になっていきます


医院のために必要なことをどんどんやっていこう!!
という医院の風土・文化があれば問題ないのですが、

多くの歯科医院では新しいことをやろうとすると


スタッフ「(うわぁ、また院長変なことやりはじめたよ)」

スタッフ「(仕事が増えて面倒だなぁ)」

となってしまい、
せっかくの取り組みも雑になってしまいます


・手書きで書いておいた問診票の文字が殴り書き

・洗っていないクッションを間違えて渡してしまう


そうなってしまうと、患者さんには逆効果になってしまいます


いかにやる気を持って取り組みに取り組んでもらえるか


アイディア以上にこの部分もとても重要になってきます


医院のレベルアップのために日頃からアンテナを貼って、
どうやって医院に落とし込んでいくか

考えていくことはとても大事だと思います

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