やむを得ない退職
結婚・妊娠・出産などのおめでたいことでの休職・退職は
クリニックとしては痛手ではありますが、
喜ばしいことですので笑顔で送り出してあげることが必要だと思います
ただ、悲しい理由で
どうしても止められない退職があります
体調に関することです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とてもやる気のあるDAさんでした
勉強熱心でよく質問をしてくれましたし、
教えたこともしっかりとすぐに行動に起こしてくれて、
責任感ゆえに、時に悔しくて泣いてしまうこともありました
そんなDAさん、
時折腰が痛いと言っていました
ストレッチをしたりちょっと休憩したりして
無理しない程度に働いていたのですが
ついに腰を悪くしてしまいました
リハビリをしながら復帰を目指す日々
腰が痛い中でも出勤し、
できる事務作業などを依頼していました
出勤を週1回に減らして、リハビリに専念する日々
回復をみんなで祈っていましたが、
なかなか腰の状態が良くなりません
クリニックとしては、
回復するまで待つつもりでいましたが
週1日出勤の今の仕事の形態であれば
1人暮らしの家賃代も出すことができないそうです
色々と方法を模索しましたが、
在籍していることが本人にとって負担になっているのも
わかっていました
そして、ついに
体調を理由に退職となってしまいました
今後は、外出するのが厳しいそうなので、
在宅での仕事をしていく予定だそうです
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
我々の職業柄、
どうしても腰に負担が大きくかかってきます
怪我や病気などのやむを得ない理由での退職
できればフォローしていきたいのですが、
全てをフォローできない自分に歯痒さを感じます
ただ、救いなのは
退職する際にDAさんから
「この職場で働けてよかったです」
言ってもらえたことでした