(日誌)以前、勤務していたDAさんの来院
今日の予約表を見てみると・・・
ん?
以前、勤務していたスタッフさんが入っていました
<ホワイトニング相談>
顔見知りのDAさんがご案内
久々ということもあり、話が盛り上がっていました
ユニットに座ってから5分ほど話をしていた後、
私が向かいました
私『おひさしぶり!!
かなり久々だよね。
2、3年ぶりかな?』
元スタッフさん「先生、違いますよ!!
私が22歳の時に退職をしたので
今27歳なので、もう5年経ちますよw」
私『本当に!?
やばいね、時間が経つのが早すぎるね
俺も確かにもう38になってるわw』
昔話に花を咲かせた後に、
口腔内の相談に乗りました
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以前、退職したスタッフさん
歯のことで何か困りごとがあったときに
相談する相手は誰でしょうか?
もし、家庭の事情なので仕方なく、円満に退職をしたのであれば、
以前勤務していた歯科医院に相談をしにいくと思いますし、
家族・友人がいたら紹介もしてくれます
もし、退職時にトラブルがあった場合には
近くの歯科医院に相談をしにいきますし、
家族・友人を紹介することはなく、
むしろ「あの歯医者には行かない方がいいよ!!」となるでしょう
これは仲が良い悪いという話でもなく、
【信頼関係が築けている】かどうかで変わってきます
もし、仲が良いだけだとしても信頼されていなければ
歯のことでわざわざ相談しに来ることはありません
例えば、
高校の担任の先生が優しかったとします
プライベートなことや雑談など関係のないことでも話しかけることができます
いつも優しく話をしてくれるのですが、
教えるのがとても下手
いくら教わったとしても
何を言っているのかがわからない
成績を上げるためにその先生に相談をしますか?
おそらくその先生には成績アップの相談をせずに、
普段の何気ない会話しかしないと思います
相談をするのは、
【成績をアップしてくれる=私の信頼】を置いている先生だと思います
そんなに普段は喋らなくても、
この先生に相談に行けば成績アップの方法を教えてくれる
そういう先生には、何か困った時にフッと頭に浮かんで
相談しにいこう!!と思うはずです
ですので、いかに信頼を築くかが重要なポイントです
実際、私は元スタッフさんとは5年ぶりに会っています
普段から連絡を取ることはないですし、
年賀状のやりとりもありません
それでも、わざわざ来てくれるのは
【歯のことで困った=解決したい=中山】という認識がいつまでもあるからです
退職をする際に、
遺恨を残すことにメリットは全くありません
普段からスタッフさん・勤務Dr・DHさんをラポールを築き、
何かあった時に相談できるようにしておいたとしても
全く損はありません
勤務Drであれば、
患者さんの引っ越し先が元勤務先の近くであれば紹介をくれますし、
後輩Drを勤務に進めてくれるかもしれません
DHさんであれば、
お友達を勤務先として紹介してくれたりしてくれたり、
たまに遊びに来てくれたりもします
得はあれど、損はないのです
また、患者さんとしてきてくれたり、
遊びに来たときに
既存のスタッフさんへの好影響も出てきます
以前勤めていた人と院長先生が仲良く話している姿を
既存のスタッフさんがみると、
「この職場はやめた後にも相談に来るし、
優しく受け入れてくれるんだ。」
と、今の職場が安全に働ける場所だということを
伝えることができます
すると、安心して働けるようになるのです
もし、院長先生が退職した人たちの悪口を言っていたり、
退職した人たちが寄り付かないような職場であったら
既存のスタッフさんは
「(私も辞めたらこういう風に言われるの?)」
と、不安感が増してきてしまい、
医院に対する帰属意識も薄れていってしまいます
退職しても何かあった時に相談に乗ってくれるような歯科医院
以前、退職したスタッフさんも気軽に通えるような
医院環境を整えてみてはいかがでしょうか?