報告を受ける時の聴き方
クリニックとして日々診療をすすめていくにあたり、
様々な問題が起きています
組織を運営する上でとても重要になってくるのが、
< 報・連・相 >
小学生の頃から、学校の先生からも
「報・連・相はとても大事だから、何かあったら先生にすぐに報告してね」
と言われていたと思います
にも関わらず、社会人になっても
なかなか実行できない人はい多いです
どうしてでしょうか。
報・連・相をするための特殊な技能は必要ありません
ただ事実を報告・連絡・相談するだけにも関わらず、
できないのには理由があります
その理由を解決せずに、
『どうしてすぐに報告しないんだ!!』
と言ったとしても、より報連相が滞るばかりです
医院を運営する上での報連相が滞りなく進めるための方法を
2つご紹介します
① 報告をうけた時に、『ありがとう』と頷く
大事なことは【頷く】ことです
頷くことによって、ジェスチャーとして
あなたの報告をしっかりと了承したというメッセージを伝えることができます
すると、スタッフさんは
報告したことが感謝されたのだと感じるのです
逆にただ、『はい、、、』と忙しそうにノージェスチャーで反応すると、
報告しても感謝してくれるとは思ってくれません
とくに新人さんは院長先生に報告することに緊張しているので、
過緊張な状態になりストレスが溜まっていきます
すると、人間はストレスが溜まること(嫌なこと)から逃げるようになり、
報・連・相をしなくなっていくのです
② 報告内容を【しっかりと】聴く
人間は人の話をしっかりと聴くことが苦手です
とても注力して聴いていないと、
話しの内容が頭に入ってきません
理由は、
話を聞きながら考え事をしているケースがほとんどだからです
例えば、
午後にインプラントのオペがあるので
診療の合間の時間にCT画像をみて、
フィクスチャーの長さ・角度の最終確認をしているところに、
スタッフさんが現れて、
「院長、技工士さんからこの前型取った模型にについて伺いたいことがあるそうなので、
後で折り返し連絡が欲しいそうです」
CTモニターを見つめながら、
インプラント手術のシミュレーションをしながら
『あぁ、わかった』
どうでしょうか
作業しながら、ほかの事を考えながら
人の報告を【しっかり】と聴くことができるでしょうか
なかなか難しいと思います
また、報告してきてくれるスタッフさんも
『(ちゃんと聞いてくれています?)』
となり、
だったら聞いてくれてくれないから、
報告するのは後でもいいやとなるのです
ですので、
しっかりと聴くことが大事なのです
どうすれば良いのかというと、
今行っている作業を一旦やめて
【相手の目を見て】スタッフさんからの報告を聞くようにすれば良いのです
報連相を聞く姿勢によって
スピード感に大きな差が出てきます
ぜひ、実践していただければと思います