医院ルール変更したいが、先輩が・・・・
医院ルールが今も適応されるか
医院の状況に応じて変化していきます
今必要のないルールは撤廃し、
より良いルールに変えていく
これが健全な医院のルール制度の更新になります
ただ、ここで問題が起きることもあります
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「中山先生、
メンテはがきのダブルチェックを止めたいのですが、
〇〇さん(先輩)は大丈夫ですかね?」
長年、医院を運営していると
【先輩への忖度】が出てきます
ルールを作ったのはキャリアも長いベテランスタッフ
「(こんなこと言って、ルール変えたら嫌われちゃうかも)」
といった【医院の発展を阻害】するような規制が働きます
こういった忖度は歯科医院に限りません
会社でも頻繁に起きています
「部長の顔を立てるために、この企画は出さないでおこう」
「課長の意見では会社が損害を引き起こしそうだが、
たてつくと昇進に関わるし、適当に賛同しておこう」
といった風習が日本の会社では多くあるので、
発展性がない会社がとても多いのです
ですので、こういった医院の発展を阻害するような忖度は
排除しないといけません
でも、かといって
「先輩のことなんか気にするな。
ルールは変わるものなんだ!!」
と突っ切っていくと、
時に先輩と後輩の仲に微妙な亀裂が起きてしまうことがあります
ですので、大事なのは
そう言わせない風土・文化を作ることです
【ルールは変更されるもの】だとみんなあ認識すれば
こう言ったことは起きません
ですので、私は当時相談された時には
『わかった、俺が先輩に話しておくよ』
と伝え、私が先輩スタッフさんに話をしました
昔は必要だったけど、今は必要ではないのではないか
これからダブルチェックはなくして、
他の作業をしていこう!!
と先輩スタッフさんに話をしました
ここで大事なのは、
・医院の発展のために変えると言うことを伝える
・後輩に肩入れしているわけではない、意見を尊重しただけ
・今と昔とは状況が違う
ことをしっかりと伝えることです
先輩スタッフさんも納得してくれました
これが風土・文化になっていれば、
いらない作業になります
今では、特に説明せずにルールがどんどん変わっていっています
忖度は医院の発展には邪魔なものです
でも、しっかりとフォローをしないと足元を掬われます
院長先生が常に医院の発展のために行動をしていれば、
きっと風土・文化は作られていきます
まずは、忖度をなくせるように
フォローからしてみても良いかもしれません