医院での悩みを誰に相談していますか?
ナポレオンの名言
『真に恐るべきは有能な敵ではなく、無能な味方である』
世の中には良かれとおもって多くの提案をしてくれる人がいます
善意な気持ちで提案をしてくれたり、
自主的に様々なサポートしてくれるのですが、
方向性の違った提案をしてくる人もいるので注意が必要です
近くに新しく歯科クリニックができてしまったとします
設備がキレイ
CT・マイクロ完備
HPもキレイに整っている
さまざまな専門資格もプロフィールに記載されている
自分の医院を存続させるために
頭を悩ませることが多くなると思いますが、
勝つために多くの努力をすることになります。
・勉強会に参加して、自分の治療技術を磨きあげよう
・患者教育をより一層徹底していこう
・医院の接遇を今よりも向上させよう
・院内清掃を見直していこう
・HPをリニューアルしよう
患者さんに選んでもらうために、
より一層の努力をすることで
医院のレベルアップを図ることができます。
しかし、ここで気をつけなければならないのは
相談する相手になります
あまり能力を伴わない人に相談のってもらったとしても、
効果があまり出ずに、事態を悪化させることもあります
「CTを新しいものに変えたほうがいいんじゃないですか」
「マイクロを入れないと今の時代は勝てないですよ」
「レーザーなんかもいいんじゃない?」
「CADCAMなんかも時代の流れだね」
業者の方までどんどん紹介してくれたりすると、
なかなか断ることができずに、
たくさん購入してしまうことになるかもしれません。
もちろん新製品は性能が良いものなので、
設備面の医院でのレベルアップを図ることはできます。
そこで患者さんが自院を選んでもらう決め手になるものなのか、
高額の医療機器を導入して患者さんはあまり増えずに、
売り上げがあまり変わらないようであれば、
大きな損をしてしまうかもしれません
そして、医院の負債がどんどん増えていってしまうと、
院長先生の悩みの種がむしろ増えてしまったりします
あまり能力を伴わない人は、
悪気なくあなたの医院に損害を与えて、
院長先生の悩みの種をむしろ増やしてしまったりします
ですので、
相談する相手に能力があるのかないのかしっかりと判断してから
選ばないといけません。