ボタンのかけ違い

ボタンのかけ違い


トラブルの1つに、【ミスコミニケーション】が挙げられます
いわゆる行き違いってやつです

このトラブルは至る所で起こっています


「この前、CR発注してって頼んだじゃん」
『いゃ、聞いてないです』

「(バイトとるから)お湯持ってきて」
『はい、対合印象持ってきました!!』


こういった日常的に起こる些細なすれ違い
積み重なっていくと、段々とストレスになっていきます

そして、そこから仲違いになるケースも少なくないので、
火種の小さいうちに対処していく必要があります


今日は、そんなトラブルの1つの対応をしました



昨日、

スタッフルームでスタッフ同士で話している昼休み
みんなで時に笑いながら話していた時、

スタッフルームを横切ったDrがいました

そこで会話の一部が耳に入ります


スタッフA 「ほんと今日は大変だったよね〜」
スタッフB 「ちょっと聞いてよ、今日の朝の患者さん大変で・・・・」
スタッフC 「そんなことあったの!!大変だったね」


最近、風紀の乱れを感じていたこともあり
正そうと思っていた最中に聞こえてきた会話


医院を引き締めるために
そのDrはスタッフA・B・Cを呼び出して、

『陰口とか言っちゃダメだろ!!
 休み時間とはいえ、ちゃんと仕事中はそういうことは話しちゃだめだぞ!!』

ちょっと強めの口調で一人一人に注意をしていきました


よくある話しだと思います。

注意するときには注意しないと、そこからどんどん院内の雰囲気が悪くなるので
早めに対処することは必要です


注意した話をDrから話を聞き、
風紀の乱れを正すための話し合いをしました


その後、私がスタッフBさんと話をしたところ、
全く違った話しを聞きました

「陰口とか文句とか言っていません。」

本人たちは全く持って陰口や文句を言っている感覚はありませんでした
むしろ、仕事が忙しいスタッフの話しを聞いてあげていた、とのこと


怒られた時も、
「(なんで私がそんなこと言われなきゃならないの・・・)」
と、心の中で思っていたそうです


さぁ、ここで問題なのは、
【Drの話した内容がスタッフに本当に伝わっているのか】
という点です


例えば、ある飲食店で
自分は<普通に>友達と喋って食べていたら、
隣のお客さんが

『うるせえな、食事中は黙って食べるか、
 もっと静かに話せよ!!』

と、突然怒られても、
大きな声で喋っていたという自覚症状がなければ

「そうですね・・・・」

とはならないですよね


「(うるせえなぁ)」

となることが多いと思います

すると、その人がたとえ正論を言っていたとしても
頭の中には入ってこないのです



まさに、今回の一件もそう、
「(私そうじゃないのに・・・・)」
という状態で話をしても全く伝わらないです


しっかりとミスコミニケーションが起きないように
話し合う必要があります


コミニケーションはキャッチボールです
ときにボタンのかけ間違いのようなチグハグなラリーになってしまうこともあります


しっかりと話し合うことによって
お互いのすり合わせをしていきましょう

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