スタッフ「今日の院長、機嫌悪いよね」
院長の顔色を伺う医院であれば、
機嫌を伺うスタッフさんばかりになっていきます
「今日、ちょっと機嫌悪いよねぇ」
「そうだよね。今日はあんま話しかけない方がいいんじゃない」
そんな会話が陰で話されています
患者さんに気を使う医院ではなく、
院長先生のご機嫌とり医院になってしまうのです
すると、機嫌が悪くなるような報告は少なくなり、
医院内の報連相が回らなくなり、
風通しの悪い医院が出来上がります
患者さんの満足度を追い求める医院ではなく、
院長先生の満足度が高い医院
どうでしょうか?
すると、院長先生が知らないところで問題が進み、
明るみになった時には大事になっている
そんな重大なことが医院に起きる可能性があります
また、スタッフさんが良いアイデアを思いついたとしても
機嫌が悪くなるからと
せっかくのアイデアも話してくれないかもしれません
また、せっかくのアイデアを話してくれたとしても
自身の機嫌が悪い場合だと却下してしまうことが出てきます
つまり、機嫌を悪くしてしまうと、
話をしてくれなくなりますし、
自身の判断能力が低下してしまうのです
ですので、院長先生が大事なことは
医院内に自身の【機嫌】を持ち込まないということです
これはとても重要なことで、
医院に自身の機嫌ではなく【自身の仕事に集中する】文化を
根付かせることにつながるのです
多くの医院では院長先生の機嫌に医院の雰囲気は巻き込まれていくので、
スタッフさんたちも自身ご機嫌次第で仕事が左右されてくるようになります
公私混同医院になってしまうのです
医院内では常にフラットな感情の院長先生でいるかが
とても重要になってきます