『先月のメンテ率出しておいて』
医院の月毎のメンテナンス率、
毎月のように出すのはとても大変ですよね
そういった仕事はスタッフさんに任せていった方が、
院長先生の手が空いて治療技術の研鑽や経営に時間を費やすことができるので、
医院としてのレベルアップに時間を投資することができます
その時にスタッフさんに頼むことになると思うのですが、
ここで注意が必要です
【 仕事を任せる = 仕事が増える 】
ということなのです
すると、スタッフさんから
「(うわぁ、また仕事が飛んできたよ。面倒だなぁ。)」
と、めんどくさがられてやる気なく仕事に取り組んでもらうことになります
もちろん、上司からの指示ですので従ってくれると思います
ですが、
「メンテナンス率をわかりやすく見るために、グラフにしましょうか?」
「衛生士さんごとにメンテナンス率を出しましょうか?」
こういった、+αの提案をされることはないと思います
押し付けられた仕事などしたくはないですし
余分に働きたくなどないものです
学生時代の夏休みの宿題
遊びたいのに無理やり出されて
やっておかないと、学校の先生や親から叱られる
そんな状況で、
「夏休みの宿題終わらせました!!
もっと宿題を他の教科にまで広げた方がいいと思いますが、
いかがでしょうか?」
なんて、いう生徒いないですよね
【やらされ】仕事は必要最小限に
【やりたい】仕事は+アルファに
いかに【やりたい】仕事に持っていくのかが、
院長先生のマネージメント力を発揮させる、腕の見せ所です
「ごめん忙しいところ申し訳ないんだけど、
メンテ率を毎月出して、計測をしていきたいんだよね。
そのデータを基に色々対策を立てていきたいんだ。
この仕事【とても重要】だから、
【〇〇さんにしか】出来ないんだよね。
お願いできるかな?」
今回の依頼するためのポイントは、
・自己重要感を高めてあげる
・重要だと伝える
こういった形で伝えていくと、
やらされ仕事が【やりたい】仕事に変化していきます。
頼み方で相手の行動が変わってきます
ぜひ、トライしてみてはいかがですか?