(日誌)「あ、はい」
今日、新人さんから相談を受けました
「私、返事をするときに『あ、はい』って、
いつも『あ、』が入ってしまうんです。
どうにか治す方法ありませんか?」
口癖を治したいな、と思うことは
患者さんとの会話のやりとりをスムーズにする上で
とても重要なことだと思います
患者さんとの会話のやり取りで、
「あ、はい」
「あ、わかりました」
を頻繁に繰り返してしまうと、
患者さんはポジティブな印象を抱きにくくなります
医院の接遇力アップのため、
今日は、『あ、はい』についてお話をしていきます
『あ、はい』という人は大きく2つに分けると、
①緊張している
②相手に不快だと思われたくない
ということがいえます。
性格としては、
・相手の気持ちを考え過ぎてしまう=繊細
・怒られたくない=気が弱い
という傾向が強いです。
目上の人、患者さんから話しかけられた時、
・人間は緊張していると何を言っていいかとっさに出てきません
・すぐに何かを言わないといけない、と思うがとっさに言葉が浮かんでこない
そんな時の【考える時間稼ぎ】+【答える心の準備】として『あ、』と言っているのです
対策としては、
<ゆっくりと返事をするように促す>
焦って返事をしようとすると「あ、はい」となってしまうので、
1テンポ待って、考えてから返事をしてもらうようにしましょう
緊張しなくていいよ、と言っても緊張してしまいますし
気が弱いのを治そうと思ってもなかなか難しいです
ですので、1テンポ遅く返事をするという行動にフォーカスして教えていきましょう